本山永平寺に三年ほど安居(修行)させて頂きました。
東北で生まれ育ち、東京で学生生活を送った身には、
毎日が真新しく、北陸の気象風土も新鮮なものでした。
正月のお雑煮は三陸沿岸の実家では、
ハゼだしの醤油味でしたが、
本山では白味噌したての丸餅でした。
懐かしい「お雑煮」を、食べたくなり作りました。
40年前の味とともに、
辛い時期を過ごした友の顔が、
ひとりひとり浮かんできました。
宮城県登米市の玉秀寺の住職が日々思う事や、行事のご報告をいたします。