二月の言葉

    人は必ず陰徳を修すべし

人間は、必ず人知れずに徳を積むべきである。

徳を積むとは、個人や社会に対して無償の働きをすることです。                                              西洋ではこの働きをボランティアと称し(陽徳)堂々と人前で行いますが、                                         東洋では陰徳として人知れず行うことを勧めます。                                                    なぜ人知れずに行うのか、                                                               1つは相手に負い目を感じさせないこと。                                                        2つは優越感からくる自己満足を戒めることです。                                                    経済社会に生きる我々は、知らず知らずのうちに目先の損得判断に拘束され、                                         有償行動の時は張り切り、無償行動の時には気乗りしない。                                                このような萎縮した自分を開放するためにも、                                                      人知れず徳を積む行いをしましょう。                                                           公共の場でのでのゴミ拾い・車内での席譲りなどなど、                                                  世間へのお返しの気持ちで行えば全て徳を積むことになります。

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