七月の言葉

『静』 ・ せい

人間の世界が「静」と「動」で成立しているのは周知のとおりです。

そして、人が働いているときが「動」で、休んでいるときが「静」と

考えられます。

これについて禅のお教えでは、一挙一動、万物と一体の調和と自由を

協調し、調和のゆえに「静」、自由のゆえに「動」の「静即動」の

生き方を説いています。

このような根本の「静」の自覚によってこそ社会、人生の

真の豊かさが醸成されることと思います。

 

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