八月の言葉

私たち日本人は、朝起きると洗面を行う習慣があります。

その洗面の作法は、お釈迦さまがお経の中で教えられ、

道元禅師が著された正法眼蔵によって日本に広まったものです。

その概要は、顔を洗わずに礼を受けたり、することは良くないということです。

お釈迦さまが、洗面の作法を伝えたのだから、実践する事が修行なので

汚れていなくとも洗うことが大事と言うことです。

洗面と同じように、手を洗うことも大事であり、

手を清めて世の中の全ての人々と共に、世の中の役にたつ事をしましょうというお誓いが、

洗浄の偈で述べられています。

コロナ禍で、手を洗うことの大事さが言われている今、

もう一つの大事も心がけていきましょう。

 

お知らせ掲示板一覧